ソース元:https://eso.dmm.com/news/detail/12725
予告なく急遽はじまった感のある本イベントですが、キャラ育成や金策面で結構おいしいイベントなのでそちらの視点で簡単に紹介したいと思います。
あと初心者向けに基本的な事も言及していますので、ベテランの方は適当に読み飛ばしてください。
ちなみに開催期間は2024年2月16日~2024年2月20日10:00(EST)/翌日00:00(JST)となっております。
イベントバフは下記の通り、一つずつ紹介したいと思います。
- 全てのクラフトスキルラインに得られるインスピレーションが+100%
- マスター依頼から得られる依頼達成証が+100%
- リソースノードからのドロップ率が上昇(釣りや革などの釣りや生物のドロップは含まれません)
- アイテムの特性を変更するための変性クリスタルのコストが50%減少(DLCゲームパック「クロックワーク・シティ」に登場する、またはプレイヤーの家に置ける変性台が必要です)
- 適切な希少性の装備品を解体した際に、「合金焼き戻し」や「マスティック樹脂」などの改良用の材料を獲得できる確率が上昇
目次
サブキャラ、育成キャラ、もしくはクラウンが余っている方は新キャラを作成してスキル育成をする絶好の機会だと思います。
クラフトスキルを上げると会得できる各種助手のパッシブアビリティは、毎日ログインボーナスの如くメールで素材を送ってくれまして、数は力という事で、複数キャラでログインして入手した素材をギルドストアで売るだけでも結構なゴールドを稼げます。
あとかなりのスカイシャードが必要になりますが、CP160に到達した上でパッシブアビリティを最大まであげると各種最高素材(ルベドハイドの切れ端、ルベダイトの鉱石など)を確定で入手できるようになりますので、その面でもこれらのスキルを上げる価値があります。
ちなみにこのパッシブアビリティを低く抑えて、CP160到達後も50%の確率で低ランクの素材を入手する事もできます。
しかしこれを行ってメリットがあるのは錬金術だけ(育成需要により薬・毒の原料は低ランクの方が高値)なので、他のパッシブアビリティは基本的に全て最大まであげてしまいましょう。
イベント中の個人的サブキャラ育成優先順位は下記の通り。
- 付呪・・・普段一番あげにくいスキルラインです。まだスキル50のキャラがいなければ、ギルドストアでグリフを買い漁ってでも50まであげてしまってもいいかも
- 宝飾品・・・こちらもあげにくいスキルラインです。最近の改良素材の粒の廃止により金銭的価値は実装当初より大きく下がりましたが、それでも原料(プラチナの粉末)が一番高いのは変わりありません。助手がメールで送ってくれると美味しいです。複雑特性のアクセサリーを買い集めて解体しましょう。あと宝飾品改良素材の価値が下がったので解体時の改良素材ドロップ率が低いであろう育成キャラでもどんどん青、紫のアクセサリーを解体してよいと思います。
- 縫製・・・宝飾品の改良素材の価値低下で、ドゥルーワックス(軽・中装備の金改良素材)が改良素材で最高値となっております。というわけで装備原料も高値。助手がメールで送ってくれると美味しいです。軽・中、二種類の装備解体でスキルが上がるので多くのキャラで50となっている方が多いと思いますが、まだのキャラがいれば複雑特性の装備を買ってカンストしましょう。
- 鍛冶・・・ルベダイトの鉱石は宝飾品、縫製の原料と比べるとだいぶ見劣りしますが、アイテム種類数の都合で普段から鍛冶スキルは縫製よりあげにくいので、この機会に複雑特性の装備を買ってカンストしましょう。
- 木工・・・原料は安いですが、紫改良素材であるマスティック樹脂は需給バランスの問題で、縫製・鍛冶より高値なのでその面では割と美味しく、助手がメールでもってきてくれると割と美味しいのであげて損は無いです。鍛冶と同様に縫製よりあげにくいので、複雑特性の装備を買ってカンストしましょう。
- 錬金・・・装備系と違いクラフトスキルは速攻で50まで上げる事が可能ですが、錬金素材は比較的高値で、スキルを上げるのにもコストがかかりますので、今回の機会を活用しましょう。上のほうでパッシブアビリティを低く抑えるメリットに言及していましたが、その場合でもクラフトスキルは50まで上げて問題ありません。
- 料理・・・スキルをあげやすく、料理用の素材は基本的に安値であるため助手が持ってくる素材もあまり価値はなく優先順位はかなり低め。ただし料理素材でも「小麦粉」「ジャガイモ」は家具需要で「小さな獲物の肉」は料理需要で、木工原料並みの値段で売れますので注意が必要。NPC売りせずにある程度の数が溜まったらギルドストアでまとめ売りしましょう。ただこのうち助手がもってくるのは小麦粉だけの模様?
もう手遅れかもしれませんが、依頼達成証の金銭的価値が一時的に大幅減、またはマスター依頼の金銭的価値が一時的に大幅増したので、ギルドストアでマスター依頼を出品している方は一度取り下げて価格改定した方がよいです。
あとこれは今からでも間に合います。デイリークラフトで出るマスター依頼を普段から出品している方はイベント中に普段と同じ値段で出品しないようにしましょう。
次の経験値バフイベントに向けてマスター依頼を貯めこんでいる人は、ゴールド的価値を取るか経験値を取るか悩む所だと思います。
そこは各々の優先度で判断していただければと思います。
マスター依頼はクラフトクエストを受けるためのアイテムで、パッシブアビリティを最大まで上げた上でデイリークラフトを行うと低確率で入手可能なアイテムです。密封された依頼書とも呼ばれます。
前述の通りギルドストアでも売買が可能です。
武器・防具のクエストの消化にはパッシブアビリティ、各種アイテム、対象部位のクラフトモチーフが習得済である事が必要ですので、これをクラフトをできるのは1キャラに集約させた方がよいです。
宝飾のクエストはクラフトモチーフが不要ですが、全てに対応しようとするとアクセサリーの全特性の研究が必要である事が求められますのでクラフト特化キャラ以外でやるのはちょっと現実的ではありません。これでレベル・スキル上げするメリットも薄いですし。
かつては高価な改良素材を必要としたので、とても依頼達成証で元を取れるものでもなく、ゴミとして破棄されるか、ギルドバンクに不要物として放り込まれていましたが(※ただしクラフト台コンプを行う一部プレーヤー達には時間をゴールドで買えるアイテムとして紫等級の宝飾の密封された依頼書は非常に重宝されていました)前述のアプデによる粒廃止で、宝飾品改良素材のゴールド的価値が大きく低下したため状況が変わりました。入手できる依頼達成証数もナーフされましたが、宝飾改良素材もあまりがちになり、自己消費する人が増えたのかギルドバンクで見かける事はほぼなくなりました。
錬金術・付呪は単純にパッシブアビリティをカンストさせればクエストを受領可能ですので、クラフト特化キャラ以外でもできます。
そしてこれを利用してレベル・スキル上げも可能です。
例えば軽装備のスキルラインを上げたければ全身にそれを着た上で密封された依頼書を使用しクエストを消化すれば、装備を解体せずにスキルラインを50まで上げる事が可能です。ゆえにこのマスター依頼は経験値2倍イベントのたびに市場から枯渇、高騰します。
料理もレシピさえ覚えていれば可能です。クラフトモチーフと比べると圧倒的に敷居が低いので、ゴールドに余裕がある方はギルドストアで対象レシピを買い集めて育成途中の全キャラに覚えさせてもよいでしょう。こちらも経験値2倍イベントで市場から枯渇、高騰します。
ただ超高級食材の「完ぺきな魚卵」を使うレシピは優先度が低いです。
装備系のマスター依頼をギルドストアで売買される場合は、相場が概ね下記の計算で形成される事に注意してください。
装備素材+改良素材+特性素材+スタイル素材±※無形の対象クラフトモチーフの価値-獲得依頼達成証数のゴールド的価値=マスター依頼の適正相場
装備素材はほぼ無視してよいので飛ばして改良素材から順に紹介します。
- 改良素材・・・木工系が他の装備系のマスター依頼と比べて安値で出回っている理由がこれ。木工の密封された依頼書が安くギルドストアで売れ残っていても、装備を作成する時に消費されるマスティック樹脂が高値なので注意してください。
- 特性素材・・・一部の宝飾品特性と、ニルンホーンドが特性の密封された依頼書を売買する際に注意してください、安値で売れ残っている場合この二つのどちらかが原因の場合も多いです。よくわからないうちはこの2つには手を出さないで良いです。
- スタイル素材・・・特性素材以上に注意が必要なのがこれ。安値でも売れ残るマスター依頼の大半が、使用するスタイル素材が高価である事が原因です。高値のスタイル素材の一部を列挙しますと「ハックウィングの羽毛」「ステンダールのスタンプ」「アークスザンドのスプロケット」「明滅の砂」「クランダ・ラッカー」「焼き入れされた真鍮」「精巧なボーンモールド」「象牙旅団の留め金」などになります。この他にも高値のものがあるので注意してください。ギルドストアで出品する場合は単に売れないだけで済みますが、安値で買ったと思ったマスター依頼が実は高値のスタイル素材を必要とした…という事はよくありますので、安値なのに1日以上売れ残っているマスター依頼があれば注意しましょう。そういうのはだいたい前述の特性かスタイル素材が原因です。ただし経験値2倍イベント時は経験値が主目的になるので、スタイル素材1個程度なら…とこういうのも市場から消えます。
- 無形の対象クラフトモチーフの価値・・・これは凄い抽象的な要素になりますが、例えば実装から日が浅いクラフトモチーフや、常に価格が高い人気モチーフ、過疎地域で供給が少なくクラフトモチーフの相場自体が高いものについては、スタイル素材がありふれたものでも、そもそもマスター依頼を消化できる人が少ない事で、安値で出品されたとしても売れ残りがちになります。この中でも実装から日が浅いクラフトモチーフが対象のものが一番売れ残り気味です。逆にオークやウッドエルフなど安値のクラフトモチーフしか必要としないものは売れやすくなります。買う時はクラフト系アドオンで自分がそれを消化可能かしっかり確認しましょう。
- 獲得依頼達成証数のゴールド的価値・・・普段から地味に重要な要素ですが、今回のイベントでは影響がかなり大きい部分になります。マスター依頼のクエストを消化して入手できる依頼達成証そのものは売買できませんが、ストームヘブンなど第二地域のデイリークラフトの報告場所にいるNPC(ロリス・フラールとファウスティナ・キュリオ)に話かけるとアイテムと交換でき、その大半はギルドストアで出品が可能である事から、依頼達成証は間接的にゴールドとしての価値を持ちます。
つまり上記で紹介したような作成コストが大きいものでも、獲得できる依頼達成証の量次第で、割安となり得るという事です。
今回のイベントでは獲得できる依頼達成証が2倍になりますので、従来通りの相場でマスター依頼を購入できれば、確実に黒字になります。むしろ多少仕入価格を上げても少しの出費で経験値を稼ぎレベル・CPを上げる事ができます。
ここまで書いてアレですが、私はアニバーサリーイベント以外の時期はほぼデイリークラフトをやらない&全キャラのクラフト育成が終わっている&依頼達成証を商材にするつもりがない(単一の商材を取り扱うのが楽しくない)ので、儲かる、ゴールド的価値があるとわかっていても依頼達成証を換金せず溜まる一方にしています。
依頼達成証を商材にするのは、時期によって相場が変ったりややこしい所もありますし、そもそも需要が少ない交換アイテムもあるので結構面倒くさい。初心者の場合、まず依頼達成証と接する事が無いという場合もあると思うので、ここまで読んでなんのこっちゃと感じた方は現時点では参考程度にしておいてください。
ちなみに依頼達成証の市場単価はロリス・フラールとファウスティナ・キュリオと交換できるアイテムの交換必要数と、そのアイテムのTTC相場で算出可能です。
2倍イベントの開始で大荒れしているので今後しばらくの相場はアテになりませんが、2024年2月16日(※イベント1日目)時点で2,000~2,500G前後と思われます。
今回の金策の大本命がこちら。
原料・素材系は2倍イベントでの相場の下落幅がモチーフは装備と比べると非常に小さく、相場の戻りも早いのでひたすら素材をかきあつめて、それを安値帯で売却(TTCおすすめ価格の下値で出せば即日売れます)して上述の解体用のグリフ、複雑特性のアクセ・装備を買い漁ると効率よくスキル上げができると思います。
上記のようなスキル上げが必要なくゴールドを稼ぎたい方は、イベントが終了までアイテムをストックしておきましょう。ただし、4月初旬のアニバーサリーイベントで再び原料・素材の相場が下落するのが確定しているので、3月中には売却しましょう。もちろんアニバーサリーイベントでドロップ対象のクラフトモチーフもお忘れなく。
あと原料・素材で稼いだゴールドでマスター依頼(密封された依頼書)を買い集めてレベル・スキル上げ、クラフト台や自宅におけるアイテム保管箱と交換するために依頼達成証に変換するのもよいかもしれません。
貴金属の価値が下がるなど少し環境が変わりましたが、他は概ね傾向が同じですので素材集めのコツについては過去記事のこちらをご覧ください。
マッドクラブキチン、ルベドハイドの切れ端は敵からのドロップのため2倍イベントの対象外ですが、元が高値ですのでマッドクラブキチンを狩れる地域で素材集めを行うと良いと思います。
ただ2倍イベント時は時間帯によっては資源が多い初期MAPに人が溢れるので、スタイル素材が高い地域で宝箱を漁りながら資源集めするのも手だと思います。オススメは真珠貝のパウダーも狙えるハイ・アイル、次点でイベント時以外は常に過疎でMAPが広大なブラックウッドでしょうか。マークマイアもスタイル素材が高く過疎でマッドクラブキチンも割といるので良いかもしれません。リーチも河川にマッドクラブキチンがおり同条件ですが、MAPが狭い&山脈でルートが限られるので、資源採取の同業者とかちあう可能性が高いかも。リーチの地下も狭い場所に資源が密集しているので同業者がいなければオススメ。
金策とはほぼ関係ないですが、まだ装備があまり揃っていない方にはめちゃくちゃ美味しいイベントです。
変性台は普段は変性クリスタルが50個必要ですが、イベント中はセット装備をコンプした状態のアイテム再構築と同じ必要数になります。
というわけで対象セット装備がコンプできておらず(防具なら揃っているタイプ等)、変性クリスタルを節約したい方には絶好の機会!
ただしアイテム再構築と異なり、解体しても変性クリスタルは戻ってこないので注意してください。
ですのでイベント中に真っ先にすべきは、過去に変性したけれど後に別のに変性したいと思っていた装備ですね。
その次は上述のアイテム再構築の方が変性クリスタルの消費が多い装備のうち、タンク・ヒーラー装備を変性する事をオススメします。
DPS装備はゲームの販促的にほぼ毎年、交換する事になりますのでアイテム再構築の方が無難。
少し脱線しますが、昨年のチャプターではアンスールに置き換わりませんでした。ただ初心者~自分みたいな試練装備がポツポツ集まりつつあるぐらいの中級者?レベルだと深淵やレレクエンよりアンスールの方が簡単に火力が出ると思います。ギルドストア売りしている致死の一撃(アイテム名は危険な~)&発掘で入手可能なヴェロシのウルの魔術師のアミュレットのスタミナアルカニをベースにアンスールといった感じ。アンスール以外は比較的入手が容易です(ゴールドと手がかり運が必要ですが…)もし過去にバーセイを使いこなせていたならアンスールよりサンゴのさざ波かな?なお私のレベルではバーセイでリソース管理なんて芸当無理でしたのでサンゴのさざ波は倉庫で眠っております。
タンク・ヒーラー装備は強力な新しい装備が出てきても、バフ重複の関係で試練ではMT/OT、グループ/カイトヒーラー等で装備指定や被らないように複数種類を持つ事が必須ともいえるため昨年の装備も基本的には腐らないです。虫の教団やホロウファングのようにすっかり陳腐化したセット装備もありますが、最悪サブキャラにお下がりしてノマラン・鍵クエなどで使い回しができます。
もちろんDPS装備もお下がりで別キャラに使い回しできますが、ソロ勢の場合はマッチングが遅いのでお下がりを多く持つ事にあまりメリットが…ギルドに加入されていて普段からギルド内募集で行く場合やタンク・ヒーラーをされない方はDPS装備もアリだと思います。ある程度の強装備なら完全に腐る事は無いので変性しちゃっても良いかもしれません。
あとこれはこだわりの話になりますが自力入手した神話アイテム(1個しか装備できない発掘装備の事)を必要な特性に変性する事もオススメ。
いや変性クリスタル25個だし再構築と変わらんじゃん、解体できないから再構築もメリットないけど、わざわざ変性する必要ある?って話ですが、自力で入手した一個目って捨てにくいじゃないですかー。イベントで同じ25個になるならこれを機会にやっちゃおうという感じです。
例えばモラの囁きの訓練特性を神々に変えたり、ワイルドハントの指輪の迅速を注入に変えたりでしょうか。PvPはほぼ未プレイですが、PvP系の神話アイテムは数が多いので変性させるべき対象があるかも?
確率が上昇としか書かれていないので、何%増えたのか不明ですが、試練や週間報酬などで入手した、使わないけど何となく残して倉庫の肥やしになっている金装備を解体する良い機会かもしれません。
ちなみにCP、パッシブアビリティをコンプした状態での青等級のアクセサリーの解体時の改良素材のドロップ率は約75%(サンプル件数:3008個/4035個)、紫等級のアクセサリーは72%(サンプル件数:440個/609個)、他は集計していないので不明ですが、青と紫が同一なら、緑も金も同じだろうと考えています。
また装備や武器は集計を取っていないので不明ですが、個人的には全部75%だろうと考えています。
あくまで予想なので、この確率を元に損益分岐点を計算して仕入・解体で稼ごうとして損が出ちゃっても保証できないのであしからず。
しかし、これイベント中、何%まで上がるんでしょうかね?
集計してみたくはありますが、いかんせん期間が短くサンプル件数を取れる気がしないのですよね…。